肺胞出血ってどんな病気なのか、また
その原因って何なのか？このページで書いてます。
肺胞出血とは
肺は肺胞と呼ばれる大きさが0.1ミリほどの
小さな袋がたくさん集まって出来ています。
肺胞の数は約3億個もあり、表面積は
何と60平方メートルにも及ぶそうです。
肺胞では、肺の働きである二酸化炭素を出して
酸素を取り入れるということを行っています。
そのため、肺胞には多くの毛細血管が
たくさんあります。
肺胞出血とは、この血管より出血することをいいます。
肺胞出血による症状
肺胞出血すれば、肺胞の機能が妨げられます。
つまり、二酸化炭素と酸素のガス交換が
うまく行われなくなるということです。
そのため、血液中が酸素不足になり
体中が酸素不足になります。
そのため息苦しくなったり、肺胞に溜まった
血を吐いたりします。
肺胞出血が少ないときは、自覚症状も無いことが多く、
そのままにしてても自然に治るようです。
でも、肺胞出血が多くい時は、重症になることが
多いようです。
肺胞出血の原因
肺胞出血の主な原因は、薬剤の投与にあるようです。
特に、アスピリン、ワルファリン、抗不整脈薬、免疫抑制薬、
降圧薬、抗てんかん薬、抗甲状腺薬、抗菌薬、抗リウマチ薬、
抗がん剤などを投与しているなら注意が必要です。
では、どんなときに注意すれば良いのでしょうか？
前兆みたいなものがあれば、良いですよね。
なので、下記の症状があったときには
医者に相談する方が良いでしょう。
・咳と一緒に血が出る
・痰（たん）に血が混じる
・黒い痰が出る
・息切れがする、息苦しくなる
・咳が出る
