pm2.5とは わかりやすく5分で解説

pm2.5とはどういうものなのか?
誰にでもわかりやすく解説します。

空気中には小さな粒子(つぶ)がたくさん
浮遊しています。

その中で、粒子の大きさが2.5um(マイクロメートル)以下
粒子をpm2.5と言います。

1mm=1000umなので、かなり小さな粒子だと
言えます。

pmはparticulate matterの略で、意味は
粒子状物質。
つまりになったものということです。

なのでpm○○と書いてあれば、大きさが○○以下の粒
というわけです。

だから、pm1.0というのもあります。
これはpm2.5よりもさらに小さい、大きさが
1.0um以下の粒ということなのです。

また、ネットではpm2.5には空気エアロゾルとか
硫黄酸化物とかなどと難しいことを書かれてますが、
大きさだけで決めるので、そんなことは全く関係ありません。

例えば、風で粉塵(ふんじん)が舞いがったとしますね。
その中には、当然2.5umよりも小さい粒があります。
それは紛れもなくpm2.5なのですから。

ただ、今中国からやってきているpm2.5は
普通の粉塵とは違って、硫黄酸化物などの
有害物質からできているので、pm2.5=硫黄酸化物
と言う風になっているのかもしれませんね。

では、ここまでpm2.5が騒がれるのは何故でしょう?
私たちが吸いこまないようにマスクをするときは
例えば花粉とかがありますよね。

花粉の大きさは数十から数百umと言われています。
ここまでの大きさだと、花や喉の粘膜に付着し
肺までは届きません。

でもPM2.5はさらに小さい粒なので肺のさらに奥の 肺胞というところまで届くのです。

肺胞は血液中の二酸化炭素と酸素の交換を
行っているところです。
つまり血液の中の二酸化炭素を出して、
代わりに酸素を供給しているところなのです。

このガス交換によって、酸素が全身へと運ばれていくのです。
でも、この肺胞にpm2.5が入り込むと
ガス交換がうまくいかず、また気管支、肺胞が破壊されたりして
喘息などの呼吸障害が起こってくるのです。

また、pm2.5により花粉症の症状が悪化する
とも言われています。

それは、花粉の中に入っているアレルギー物質が
通常は表面からのみ出ているのですが、pm2.5によって
花粉が爆発する現象が起き、非常に多くのアレルギー物質が
大気中へ飛散するからです。

こんなことで、pm2.5は騒がれているのです。
pm2.5を防ぐには普通のマスクでは効果がありません。

フィルターも構造もpm2.5用になっていないと
粒がマスク内に入ってくるのです。



上のマスクは普通のマスクと違って、
構造が独特になってます。

普通のマスクは、1枚の長方形の形をしていますが、
それだと花の背の部分とマスクとの間に大きな隙間ができ
pm2.5がマスク内に入ってきます。

それを防ぐために上のような構造になっているのです。
マスクをするときは、pm2.5用のマスクを。

売っているお店によっては、普通のマスクと同じ構造のマスクを
pm2.5用として売ってますが、何度も言うように効果はありません。

そういうマスクは、フィルター部分のみがpm2.5用であって
構造的にはpm2.5用ではないのです。

pm2.5について、わかりやすく説明しましたが
いかがでしたか?

何事も適切な情報をきちんと理解して
対処することが大事です。

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